もしかして不妊?

不妊症の疑いがあるのはどんな場合? 普通に夫婦生活をしていて、1年間妊娠しなかったら検査に行くと良いと思います。
大体週1回避妊せずに夫婦生活があれば、半年以内に妊娠できる可能性が約17%、
母体が若いほど妊娠率は高いものなので、悩んで時間を費やすより、
早めの受診をお勧めします。全夫婦における不妊の割合は10〜15%と言われています。

病院選びはどうしたら良い?

産婦人科にもいろいろな専門分野があり、通える範囲で不妊外来があるところ、
不妊の本や、病院情報誌などいろいろ出ていますし、ネット上でも、検索できます。
ただし病院に行く前に電話で、不妊外来の日はいつか?初診は予約が必要か?
口コミも大切かも。。。(私は最初の病院でひどい事言われましたよ〜。
雑誌では、すごい病院らしいのですが。)
基礎体温表も2〜3ヶ月くらい付けていくとベスト!(薬局で¥200〜300で売ってます)


初診ではこんな事をします。

問診
  • 結婚はいつですか?これまでに妊娠したことがあるか?いつから避妊せず、
  • 妊娠しないのですか?生理は順調ですか?一番最近の生理はいつですか?
  • 生理周期は?...などと言う質問に答えます。
    最近では待合室で問診表に記入してから、診察を受けるという病院も
    多いようです。
診察
  • 内診が必ずあります。内診は内診台で行われ、触診や経膣からの
  • 超音波検査などが行われます。外陰部、子宮、子宮内膜、卵巣、
  • 卵管の状態など多くのことが分かります。
    本来は痛いものではないので、リラックスして診察を受けましょう。

    着脱しやすい服装で(フレアスカートなど、スカートの方が
  • 下半身丸出しになりませんよ!)生理が終わった頃に、ダンナさんと
  • 一緒に行きましょう。(これは結構難問ですね。電話でのチェックの時に、
  • 病院にあらかじめ聞いておくのが良いかも。。。)
不妊の原因
不妊症の原因にはさまざまな種類があります。男女の割合としては、男性40%、
女性40%、またはその両方20%、と言われています。まず検査を受けて、
不妊の原因を確かめることが大切です。

男性が原因の場合、
精液の問題がある場合がほとんどです。

男性不妊の原因の約8割が、精液の何らかの異状によるもの。日常の性生活には
何ら支障がないので、 本人も気が付かないのです。精子は脳にある下垂体の
性腺刺激ホルモンの作用により精巣で作られますが、 元気の良い精子を十分な数
作る事の出来ない造精機能障害は、不妊の大きな原因に。 精液異常の
ほぼ9割がこの造精機能障害によるもので、精液中に精子がいなかったり、
精子の運動率(運動している精子の割合)が悪くなっているのです。
あとは、性交障害(インポテンツ、早漏、遅漏)などです。

女性が原因の場合、排卵から着床まで不妊の原因もさまざま。

子宮内膜症

子宮内部を覆う子宮内膜と同じ組織が、本来の場所以外に出来てしまう病気。
子宮内膜は月経時に毎月はがれて、月経として排出されますが、別の場所に
出来た内膜は出血しても、排出されません。その刺激で強い月経痛や
下痢、血便、血尿になったり、周囲の組織と癒着して、妊娠の邪魔をする事もあります

子宮体部因子

子宮体部は受精卵の着床場所として重要な働きをしています。しかし、子宮体部に受精卵の着床を
妨げるような病変がある場合は、妊娠しにくくなります。具体的には、子宮筋腫、双角子宮
(子宮奇形の一種ですが、手術によって治療が可能です)、
子宮内膜が薄い事が挙げられます。

黄体機能不全

黄体ホルモンの分泌が悪くなると、子宮内膜の状態が悪くなって着床しにくくなると
言われています。また基礎体温の高温期も短くなり、排卵して10日目頃(普通は14日)に
月経が始まってしまうため、妊娠が難しくなります。

子宮頸部因子

子宮口に近い部分を子宮頸部と言い、その中を子宮頸菅が貫いてます。子宮頸菅からは、
排卵日ごろ精子が過ごしやすいように剄菅粘液を分泌します。頸菅粘液がほとんど
出なかったり、体質で精子に有害な頸菅粘液を分泌してしまう人の場合は
妊娠が難しくなります。

抗精子抗体

病原菌などの異物が人体に侵入すると、免疫反応で異物を殺す抗体が出来ますが、
抗精子抗体という精子に対する
抗体が出来てしまう事があり、この抗体が出来てしまうと精子が子宮に入れなくなったり、
受精できなくなったりします。そのため、妊娠が難しくなる事があります。

排卵障害

ホルモンの作用で卵巣から卵子が飛び出すのが排卵です。卵子の寿命は1〜2日、
精子は2〜3日で、妊娠のチャンスは少なくなってしまいます。また無排卵月経といって、
月経はあっても排卵していない場合があります。

卵管障害

子宮とつながっている約11cmの卵管は、排卵の頃に排卵が起こる場所を覆って、
卵子を捕まえ、卵管内に取り込みます。
卵子は卵管膨大部で精子を待ち、受精すると卵管から子宮へ受精卵を送ります。
このどこかがうまくいかないと不妊症に。不妊原因の2〜3割を占めています。
不妊検査の流れ
女性の場合(一般)
低温期 
  • ホルモン検査 
    月経3〜6日目  
    卵巣へ作用する下垂体ホルモンのバランスをみる。
    (LH-RH-testなど)採血をして血液中のホルモン値を測定します。

    子宮卵管造影検査

    月経終了〜10日目 
    子宮腔にカテーテルをいれ、造影剤を注入し
    造影剤が子宮から卵管を通り、腹腔内に流れ出す様子をX線で観察します。
    子宮内腔の形、卵管の通り具合、卵管の太さ、卵管の出口周囲の癒着の有無
    などを調べる事が出来ます。

    超音波検査 

    子宮や卵巣の状況を超音波で見ます。子宮筋腫や卵巣嚢腫の診断など。痛みはありません。

     
    超音波検査    

    排卵2〜3日前
    卵胞の発育や、子宮内膜の状態のチェックをします。排卵日の推定もします。

    頸菅粘液検査

    排卵2〜3日前
    剄菅粘液を採取し、粘液の量や何センチ伸びるかの検査をします。

    尿中LH検査     

    排卵1〜2日前
    尿を採取し、LHというホルモンの値を調べ、陽性になった当日〜翌日が
    排卵日と特定します。

排卵後期
  • 超音波検査     
    排卵後 
    卵胞が排卵されたか確認します。
高温期
  • 黄体ホルモンの血液検査 
    高温5〜7日目
    排卵が起こると、卵子と卵胞液が流れ出た卵胞に血液が流れ込み、
    2〜3日すると直径1〜2cmの黄体という黄色い組織が出来ます。
    黄体ホルモンは、この黄体が分泌するホルモンの事。血液検査によって、黄体ホルモンが
    出ているかどうか調べます。
  • 超音波検査
    高温5〜7日目      
    子宮内膜の肥厚度を調べます。

常時
  • クラミジア検査・・・時期 限定なし         
    子宮・付属器への感染の有無を調べる。

必要に応じて 

  • 低温期
    月経血培養    
    月経中           
    結核菌などの検査をする・
    ホルモン検査   
    月経3〜6日目      
    甲状腺ホルモンなどのバランスをみる。

  • 排卵期
    腹腔鏡検査    
    月経終了3日〜排卵前期 
    おなかに3箇所穴を開けて、腹腔内の様子を観察。簡単な癒着などは剥がせます。
        
  • 排卵2〜3日前        
    自己抗体検査
    受精卵に作用する抗体の有無を調べます。   
  • 排卵2〜3日前
    抗精子抗体検査 

    検査一部の女性には抗精子抗体という精子に対する抗体が出来る事があり、
    この抗体が出来るとからだの中に入ってきた精子を殺してしまうので、自然妊娠が
    難しくなります。この抗体が出来ているかどうか、血液検査で調べます。
    フーナ-テスト   
    排卵1〜2日前        
    セックスをした数時間後〜翌日に、頸菅粘液を取って粘液中を泳いでいる精子の数や
    状態を調べます。この結果が悪い場合は、精子の数が少ない、粘液の粘度が高い、 
    または酸性度が高い、抗精子抗体があるなど、さまざまな原因が考えられます。   

       
男性の場合(一般、必要に応じて)

体調をととのえる(禁欲3〜4日) 
  • 精液検査        精子の量、運動の様子を見る。

  • 染色体検査       乏精子または無精子の原因を検査する。

  • 精液培養        精液の感染の有無を見る。

  • ホルモン検査      造精機能に関わるホルモンを検査する。

  • 精巣生検        精巣の一部を取って、造精機能を見る。

  • 精菅造影        精巣から精子を運ぶ精菅の疎通性を見る。

不妊治療にはどんなものがあるの?
治療の方法は原因によって異なります。妊娠しにくい原因が明らかになったら、
いよいよ不妊治療を開始します。
治療方法は原因によって異なり、必要最低限の治療で妊娠出来るように、
なるべく軽い治療から徐々にステップアップしていきます。不妊原因が判明すれば、
それに対する治療およびタイミング指導から行い、これで半年から1年妊娠しなければ、
人工受精、体外受精、検微受精と進みます。


薬物療法のいろいろ 

排卵障害に対して
排卵が起こりにくい場合は、飲み薬や注射による排卵誘発剤を使います。よく用いられるのは、
内服薬のクロフェミン(製品名クロミッド)です。この薬を月経後5日目頃から5日間、
排卵障害の程度に応じて服用すると、普段なかなか排卵しない人でも、
多くの排卵が起こります。
合わせて排卵日を調べ、タイミングを合わせて夫婦生活するようにタイミング指導も
行われます。それでも、妊娠しない人は卵胞刺激ホルモンが入った注射に切り替えます。

黄体機能不全に対して

分泌が悪くなった黄体ホルモンを補充するため、黄体ホルモンの注射や飲み薬を使用します。

子宮内膜症に対して

ダナゾール(製品名ボンゾール)、またはGnRHアナログ(製品名スプレキュァ、ナサニール、リュ-プリン)という薬を使って、月経を止めます。女性ホルモンによって増殖していた
子宮内膜症の組織が変化し、症状が改善されれば、自然妊娠を期待します。

男性に対して

精子を作る機能が落ちている場合は、ホルモン剤、核酸前駆物質、アミノ酸、ビタミン剤、
漢方薬などの薬を飲む事により、精液の状態がよくなる事があります。

手術療法のいろいろ

内膜症に対して
薬の効果が現われず、このままでは妊娠が期待できないと言う場合には、癒着剥離術などの
手術を行います。その後自然妊娠を期待しますが、手術半年〜1年以上妊娠しなければ、
体外受精などを行います。


卵管障害に対して
卵管が詰まっている、卵管の周囲に癒着があるという場合には、顕微鏡を使った専用の
器具や腹腔鏡を使って癒着をはがす手術などが行われます。いずれも入院のうえ、
全身麻酔をかけて手術が行われます。
この手術を受けて、1〜2年以上妊娠しなければ、体外受精などを受ける事をお勧めします。

子宮体部因子に対して

筋腫があると妊娠しにくくなる事が多いのですが、筋腫があっても妊娠する人も多く、
必ずしも不妊につながる訳ではありません。ただし、筋腫のある不妊の人に筋腫を
取る手術をすると、手術後非常に高い確率で妊娠します。子宮筋腫以外に
明らかな不妊原因がなく、不妊期間が2年を超える場合には、思いきって手術を受ける事を
お勧めします。
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