不妊症の疑いがあるのはどんな場合? 普通に夫婦生活をしていて、1年間妊娠しなかったら検査に行くと良いと思います。 大体週1回避妊せずに夫婦生活があれば、半年以内に妊娠できる可能性が約17%、 母体が若いほど妊娠率は高いものなので、悩んで時間を費やすより、 早めの受診をお勧めします。全夫婦における不妊の割合は10〜15%と言われています。 |
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産婦人科にもいろいろな専門分野があり、通える範囲で不妊外来があるところ、 不妊の本や、病院情報誌などいろいろ出ていますし、ネット上でも、検索できます。 ただし病院に行く前に電話で、不妊外来の日はいつか?初診は予約が必要か? 口コミも大切かも。。。(私は最初の病院でひどい事言われましたよ〜。 雑誌では、すごい病院らしいのですが。) 基礎体温表も2〜3ヶ月くらい付けていくとベスト!(薬局で¥200〜300で売ってます) 初診ではこんな事をします。 問診
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不妊症の原因にはさまざまな種類があります。男女の割合としては、男性40%、 女性40%、またはその両方20%、と言われています。まず検査を受けて、 不妊の原因を確かめることが大切です。 |
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男性が原因の場合、 精液の問題がある場合がほとんどです。 男性不妊の原因の約8割が、精液の何らかの異状によるもの。日常の性生活には 何ら支障がないので、 本人も気が付かないのです。精子は脳にある下垂体の 性腺刺激ホルモンの作用により精巣で作られますが、 元気の良い精子を十分な数 作る事の出来ない造精機能障害は、不妊の大きな原因に。 精液異常の ほぼ9割がこの造精機能障害によるもので、精液中に精子がいなかったり、 精子の運動率(運動している精子の割合)が悪くなっているのです。 あとは、性交障害(インポテンツ、早漏、遅漏)などです。 |
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女性が原因の場合、排卵から着床まで不妊の原因もさまざま。 |
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子宮内膜症子宮内部を覆う子宮内膜と同じ組織が、本来の場所以外に出来てしまう病気。
子宮内膜は月経時に毎月はがれて、月経として排出されますが、別の場所に 出来た内膜は出血しても、排出されません。その刺激で強い月経痛や 下痢、血便、血尿になったり、周囲の組織と癒着して、妊娠の邪魔をする事もあります。 子宮体部因子子宮体部は受精卵の着床場所として重要な働きをしています。しかし、子宮体部に受精卵の着床を
妨げるような病変がある場合は、妊娠しにくくなります。具体的には、子宮筋腫、双角子宮 (子宮奇形の一種ですが、手術によって治療が可能です)、 子宮内膜が薄い事が挙げられます。 黄体機能不全黄体ホルモンの分泌が悪くなると、子宮内膜の状態が悪くなって着床しにくくなると言われています。また基礎体温の高温期も短くなり、排卵して10日目頃(普通は14日)に 月経が始まってしまうため、妊娠が難しくなります。 子宮頸部因子
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女性の場合(一般)低温期
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排卵後期
必要に応じて
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男性の場合(一般、必要に応じて) 体調をととのえる(禁欲3〜4日)
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治療の方法は原因によって異なります。妊娠しにくい原因が明らかになったら、 いよいよ不妊治療を開始します。 治療方法は原因によって異なり、必要最低限の治療で妊娠出来るように、 なるべく軽い治療から徐々にステップアップしていきます。不妊原因が判明すれば、 それに対する治療およびタイミング指導から行い、これで半年から1年妊娠しなければ、 人工受精、体外受精、検微受精と進みます。 |
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薬物療法のいろいろ
排卵が起こりにくい場合は、飲み薬や注射による排卵誘発剤を使います。よく用いられるのは、 |
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